ストローマンを使う理由

インプラントメーカーは数百あると言われています。当院では、成功率が高く、かつ、安全が確認できるストローマン社製のインプラントの使用にこだわり続けています。

ストローマン社製を使う理由

10年後の生存率が高い

10年後の生存率は98.8%(スイスベルン大学調べ)
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治療したインプラントが長年もつかどうかは、インプラント周囲炎になるかどうかとも言えます。インプラント周囲炎とは、インプラント周りの骨が溶けてしまうことで、インプラントが最終的に抜けてきてしまう炎症です。
ストローマンインプラントは、このインプラント周囲炎になる確率が他メーカーと比較して低いと言われており、世界中の歯科医師からの信頼が高まっています。その結果、2021年現在世界シェアNo.1のインプラントメーカーになっています。

他のインプラントメーカーとの違いは表面性状
ストローマン社製を使う理由

今のインプラントはほとんどのメーカーでチタン製のネジで作られています。それぞれのインプラントメーカーはインプラントの表面性状で違いを出しています。インプラントメーカーそれぞれの考え方の違いから各社独特の表面性状をとっています。ストローマン社も表面性状を独自のSLAサーフェイスと呼ばれるものに加工しています。SLAサーフェイスとはインプラントの表面にコランダムという粒子を吹き付け、さらに酸処理をすることにより表面を粗造にしている表面性状のことです。この加工によってインプラントの表面積が増加するため、骨と強固に結合するようになり、インプラント周囲炎の発生率を下げています。インプラントメーカーは各社この表面性状の開発競争をしてきましたが、研究者の間ではこのSLAサーフェイスによってインプラント表面性状の開発は終わったのではないかとも言われているほど完成度の高いものです。

研究データの信頼性が高い

データはストローマン社からのものではなくITI学会
データはストローマン社からのものではなくITI学会

表面性状以外でストローマン社と他社との違いとしてあげられるものは、徹底した学術主義であるということがあります。公表されるデータはユーザーの歯科医師や大学教授などからなる、非営利団体ITI学会というインプラントの権威ある学会から提出されています。またITI学会とストローマン社に利益関係は存在していません。
すなわちストローマン社にとって有利不利関係がない、実際にストローマン社のインプラントを使用している歯科医師たちによる中立のデータが豊富なのです。 それに対して他インプラントメーカーが公表しているデータはメーカー側から提出されたもので、商業的都合も考えると信頼性に劣ると考えることもできます。

会社の歴史が長い

ストローマン社は1954年創業され、半世紀以上もインプラント業界を牽引してきた企業です。インプラントは高額な治療でもあることから、もしトラブルが多いメーカーであれば、淘汰される業界です。しかしストローマン社は今だにシェアを伸ばしています。2010年頃にはノーベル社を抜いて世界シェアNo1になったのもこういった信頼の証であると言えます。そのためストローマン社は、他の後続インプラントメーカーが目標として追随しているメーカーです。

シェアが伸び続けている

世界No.1メーカー

近年、全世界のインプラント市場でストローマン社はNo.1のシェアを獲得しました。それだけ世界的に多くの歯科医師の支持・評価を得ていることになります。特に2012年ごろ、日本ではインプラントトラブルの報道が多くなり、日本国内のインプラント市場が低迷しました。そういった中、歯科医師が他のインプラントメーカーからストローマン社に変更することも増えてきました。
また、インプラントの業界では規模の小さいメーカーのM&Aや淘汰が増えてきています。万が一、会社がなくなってしまうとインプラントの部品の調達ができなくなってしまうことが考えられます。すなわち長期間使用するインプラントの部品の交換ができなくなってしまう恐れがあります。しかしストローマン社は歴史・実績の面からそのようなリスクとはかけ離れた会社といえます。

膨大な臨床実績

ストローマン社は創業以来、世界で500万人以上の患者さんに1,400万本以上のストローマンインプラントが埋入され、高い成功率が報告されています。そういった背景から現在では年間100万人もの患者さんに使用されるインプラントになりました。こういった実績により、術後のトラブルが少ないインプラントメーカーとして歯科医師の信頼を勝ち取ったメーカーといえます。

引っ越しすることになっても安心

インプラントメーカーがわからない
インプラント

国内でインプラントの知名度が上がってきてから10年以上が経過し、インプラントをされる方も増えてきました。しかし、インプラントをした患者さんの転勤等による引っ越しや歯科医院の移転廃業に伴い、引き継ぐ歯科医師が「どのメーカーのインプラントなのかわからない」「メーカーがわかっても太さなどの規格がわからない」といったトラブルが増えてきています。10年以上経過し、他の歯科医院で治療したインプラントのネジが緩んだから締めて欲しいという相談を受けたとしても、メーカーがわからないとネジ1つ締められないという問題があります。

ストローマンパスポート

そういったトラブルを避けるために、ストローマン社はインプラントをした患者さんにインプラントの品番や規格を記載したカード(インプラントパスポート)を渡すように推奨しております。このインプラントパスポートがあることによって、ある歯科医院でストローマンインプラントをした場合でも、お引っ越し先の歯科医院へ情報を引き継ぐことが可能になります。さらに前述したように、ストローマンインプラントはシェアが高いため、どの地域に引っ越されたとしても、ストローマン社のインプラントを使っている歯科医師がいる可能性が高いといえます。

ネジやスクリューの適合精度が高く、高強度

ネジ山が壊れない
歯周病になる原因

インプラントにはネジ山と呼ばれるものが存在します。ネジ山は、強い力で締めた際に、ネジ山が崩れてしまうリスクがあります。しかしストローマン社のインプラントは、ドライバーとネジ山の適合が非常に良く設計されているため、ネジ山が崩れたり、壊れるリスクが低くなっています。
適合の良さはインプラントを執刀する歯科医師の手指の感覚でその差がはっきりとわかります。術中に患者さんが動くこともありますし、見えにくい場合も少なからずあるため、ドライバーとネジ山が多少ズレたまま回してしまうこともあります。
そうした場合でも、ストローマン社のインプラントはネジ山が硬く崩れることがないのです。細かなネジの1つ1つまで、非常に強固なシステムで作製されています。ストローマン社はもともとはスイスの精密時計のメーカーだったこともあり、精密時計の技術がインプラントに活かされているのです。

ネジやスクリューが引きちぎれない

人間の噛む力は平均で約70kgと言われています。食事をとる時は、男性で60kg、女性で40kgです。
そのため、インプラントをしてから数年間噛み合わせの力を受けると、細くて弱いネジやスクリューだと引きちぎれたりすることがあります。しかしストローマン社のインプラントはネジやスクリューが引きちぎれるトラブルはほとんど報告されていません。
長期間の使用でスクリューが緩むことはありますが、再度締め直すことで問題なく継続して使用することが可能です。

安全なインプラントとその証明

ストローマン社のインプラントは工場からアンプルというケースの中に1つ1つ滅菌個装された状態で発送されます。
また前述したとおり、インプラントの品番(REF)とロット番号(LOT)を記載したカード(インプラントパスポート)をお渡しています。これによって、お口の中に入ったインプラントが確かにストローマン社純正のもので、間違っても使いまわしなどはないことを証明されます。確認方法としてはストローマン社のHPの製品確認ツールにご入力いただくとご確認できます。

所在地
岐阜県多治見市住吉町7丁目28-1
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00 土祝は13:00まで
休診日
木曜・日曜
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