インプラントを使った矯正治療

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インプラント矯正とは?

数ある矯正の治療方法の内のひとつに、アンカースクリューという小さなネジを使った矯正の方法があります。この矯正方法は一般的に「インプラント矯正」といわれているものです。

インプラント矯正の仕組み

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重度の出っ歯の矯正治療を行う際は、歯列全体を後ろに下げることが必要ですが、その際には歯列を後ろに下げるスペースが必須となります。そこで一般的にはまず抜歯をして、歯列全体を後ろに下げるためのスペースを確保します。十分なスペースが確保できたら歯列を後ろに下げる力を加えるための固定源とする歯科矯正用アンカースクリューを埋め込むのです。持続した力を加える固定源を設置することで、通常の矯正治療よりも効率的に歯を動かす力をかけることができるため、短期間かつ弱い力で歯を動かすことが可能になります。

インプラント矯正のメリット・デメリット

メリット

インプラント矯正=スピード矯正(治療期間が短くなる)

インプラント矯正は、別名スピード矯正とも言われています。歯科矯正用アンカースクリューを埋め込むことで、効率的に歯を動かすことができるため、治療期間を短くすることが可能になります。

★こんな方におすすめ!

結婚式や就職活動など、少しでも早く治療を終了したい方

抵抗のある矯正装置を使わずに治療ができる(治療中のストレス軽減)

重度の出っ歯の方の矯正治療では、歯列全体を後方移動させる必要があります。その際、お口や骨格の状態によってはヘッドギアを一定期間装着する必要がある方もいらっしゃいます。しかし、見た目の問題からヘッドギアを使用することに抵抗を感じる方が多くいらっしゃいます。その点インプラント矯正をすることで、このようなヘッドギアを使うことなく、歯列をスムーズに後方に移動させることが可能になります。

★こんな方におすすめ!

出っ歯の方、ヘッドギアを使いたくない方

歯を抜かず矯正治療を行える可能性が飛躍的に上がる

矯正時の抜歯が必要であるといわれて、矯正を決断できないという方も少なくありません。しかし、ある統計によると、矯正治療を希望する方の40%以上が「抜歯が必要」と言われた経験があると報告されています。その一方でインプラント矯正を選択することで、抜歯することなく矯正治療が行える可能性が高まります。

★こんな方におすすめ!

歯を抜かずに矯正治療をしたい方

デメリット

部分麻酔が必要

歯科矯正用アンカースクリューは通常のインプラントと比べるとサイズが小さくなっているため体への負担は少なくなりますが、どうしても痛みを伴う治療であるため部分麻酔が必要になります。

インプラント矯正に関するよくある質問

治療期間はどのくらいかかりますか?

個人差があるので一概には言うことができませんが、ブラケットとワイヤーの摩擦抵抗が少ないので、歯の動きが早くなり、通常の矯正治療よりも治療期間は短縮されます。

歯科矯正用アンカースクリューを埋め込んだ後、麻酔が切れたら痛くなりますか?

個人差がありますが、大半の方はほとんど痛みを感じることなく今までどおりの生活をすることが可能です。どうしても痛みが気になる方には痛み止めを処方することも可能です。

歯科矯正用アンカースクリューが体の中に入っても大丈夫ですか?

歯科矯正用アンカースクリューは特殊なチタンで作成されています。骨折した際に埋め込むボルトもチタンで作られているほどチタンは体内に入っても問題のない生体親和性の高い材料と言われています。

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休診日
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