インプラントのメーカーや使用している材質によって多少の差はありますが、日本の歯科医院で採用されているインプラントの平均寿命は10年前後と言われています。また、上部構造と呼ばれる実際に歯の役割を果たす部分の消耗も、インプラントの寿命を判断するうえでは大切な基準になるのです。しかし、研究結果の中には20年経過して使われているインプラントが全体の7割存在するとするものもあり、長期的に使えることはまず間違いありません。上手に付き合うことさえできれば入れ歯やブリッジのように、使用途中での調整や作り変えが必要ないので、初期費用こそ高額ですが長い目で見ればコストパフォーマンスが高い治療です。定期的なメンテナンスをして、他の歯をメンテナンスをすることが大切です。