インプラントブログ

インプラントの寿命を伸ばす方法

2023.05.17

インプラントがよく噛める理由

高度な医療技術をもってしても永久に使えるわけではないインプラントですが、患者様の心がけ次第で寿命を伸ばすことはできます。少しでも長くインプラントと付き合っていくためにはとても大切なことです。当たり前と思われることも含めて整理すると、以下の3点を意識すると、インプラントの寿命を伸ばすことができるでしょう。
・術後の定期メンテナンスを受ける
・歯ぎしり・食いしばりの対処をしておく
・喫煙者はたばこの本数を減らす・禁煙する

術後の定期メンテナンスを受ける

術後、適切なメンテナンスをしない

インプラントの治療がすべて終わると、歯科医師から術後に気を付けることと合わせて、最低でも年2回のメンテナンスを受けるよう指導を受けます。インプラントと長く付き合いたいのであれば、指示に従ってメンテナンスを受けてください。 インプラントは自然歯に近い役割を果たし、顎の骨に埋め込まれているとはいえ人工物。いつどんな原因で不調を起こしてしまったり、寿命を迎えたりするかわかりません。特にインプラント特有の病気であるインプラント歯周炎になっていないかのチェックは欠かすことができず、定期的にメンテナンスを受けておくだけで防ぐことができたりもします。 年に2回、半年に1回のサイクルですので必ずメンテナンスを受けましょう。不調が出てしまってからでは間に合いません。

歯ぎしり・食いしばりの対処をしておく

インプラントは土台が埋め込まれているためしっかりしているイメージを持たれがちです。しかし、実際には極端な負荷がかかることに弱く、場合によっては脱落の原因になって今います。歯ぎしりや食いしばりのクセがある人は特に注意が必要で、無意識のうちに顎に力をかけ続ける結果、ある日突然インプラントが脱落してしまうこともあります。逆に言えば、歯ぎしりや食いしばりに対処をすれば、ある程度インプラントの寿命を伸ばすことができるのです。 ただ、、歯ぎしり・食いしばりは無意識にしてしまう方・寝ている間にしている方もいて対策が難しいクセでもあります。歯科医師と相談の上にはなりますが、マウスピースを導入してみてもいいでしょう。

喫煙者はたばこの本数を減らす・禁煙する

インプラント治療を受ける前の段階で歯科医師から指導があるかとは思いますが、喫煙習慣があると、インプラント治療と術後の維持が難しくなる可能性があります。喫煙習慣がある人はインプラント治療を受ける前からたばこの本数を減らすか、可能であれば禁煙に取り組みましょう。 喫煙習慣がある人がインプラント治療を受けると、非喫煙者よりもインプラントと骨が接合するのに時間がかかるといわれています。また、喫煙によるほかの病気の可能性も指摘されており、インプラント治療を受ける前からたばこを制限する必要があるでしょう。予算が許せば、禁煙外来と同時に治療を進めることをおすすめします。

投稿者:ワイズデンタルクリニック

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