インプラントを得意としている歯科医院には必ずといっていいほどCTがあります。インプラントを打つ際に、三次元的な診断を行ってからではないと正しく治療を行うことはできないためです。また、CTが無ければそもそも本当に抜歯をしないといけないのかが、わからないケースも少なくないので、抜かなくて済む歯を抜かれてしまうかもしれません。
また実際に使用される「インプラント体」にもさまざまなメーカーがあり、世界中に約900個ものブランドが存在するといわれています。900もあれば、それぞれ品質も原価も大きく異なってきます。インプラント治療の品質が気になる方は、どのようなインプラント体、被せ物が使用されるのかを事前に確認されることをお勧めします。
インプラントは「一生虫歯になることはありません」。しかし、インプラントをした後放置しでもいいわけではなく、インプラント周囲炎やインプラントの破折は予防する必要があります。それらを防ぐために一番大事なのは、執刀医の技術力です。どこの位置に適正にインプラントを埋入することができるかが重要になってきます。