インプラントブログ

大学病院との違い

2021.11.14

インプラント治療、大学病院と歯科医院を比較

インプラント治療をする際には、どこで治療をするかがとても大切になってきます。

歯科医院だけでは無く、大学病院でもインプラント治療を行っています。

それでは大学病院と歯科医院ではどの様な違いがあるのでしょうか?

大学病院

大学病院のメリット

◆他の科と連携が出来る

インプラント手術は外科手術になるので、本数が多い症例や全身疾患がある方の場合には他の科との連携が必要になります。

また事故や腫瘍などで広範囲に骨を失った場合には、他の部分の治療をする事も必要なので大学病院で治療する事が出来ると安心です

◆インプラントの保険適応の条件を満たす

かなり限られた場合ですが、一定の条件を満たすとインプラントも保険が適応になります。

その時の条件で、入院のベットが20床以上など、大学病院でなければ保険が適応の条件が揃わないので、インプラントの保険適応の場合には大学病院での治療が必要と言えます。

ただ、顎骨骨髄炎や事故の外傷で骨を3分の1以上失うなどかなり限られた場合なので、虫歯や歯周病で歯を失った場合には保険が適応される事は無いので注意が必要です。

◆設備が充実している。

大学病院では様々な患者さんが来院するので、設備が充実しています。

入院設備もありますし、外科手術を行うオペ室も機材も十分にあります。

また、高齢の方でも怪我している方も安心して通う事が出来る様に、バリアフリーになっていたりと、車椅子などでも対応が可能です。

大学病院のデメリット

◆通う事が大変

大学病院は予約を取りにくい事や診療時間も短い事があります。

平日の5時までという事が多く、担当の先生も他の病院で働いている事がある場合があり、決まった所で予約が取れず、通う事が難しい事があります。

また大学病院は数も限られているので自宅からのアクセスが大変な事が多いです。

◆研修の対象になる場合がある

大学病院は研修医の先生も多くいます。

インプラントを学んでいる研修医や学生、他院の先生が診療中に見学する事があります。

多くの人に囲まれながら診療する事がストレスになってしまう事があります。

◆どの先生が担当になるか分からない

大学病院には数多くの先生がいます。

その先生によって技術に差もありますし、メインテナンス後も通う事になるのですが、開業してしまったり、他の歯科医院で勤務してしまったりと長く同じ先生に診察してもらう事が難しい事もあります。

歯科医院

歯科医院のメリット

◆通院しやすい

最近の歯科医院は数多くあるので、自宅からの交通アクセスも良く通院しやすいです。

インプラントは人工歯が入ったら終わりでは無く、定期的にメインテナンスが必要な治療です。

交通アクセスに負担があると通院にストレスが生じてしまいます。

その点歯科医院は通院しやすい環境が大きなメリットです。

◆HPで歯科医院の情報を確認出来る事が多い

歯科医院ではHPをもっている所が多く、インプラントの種類や院内の紹介など、カウンセリングに行く前に事前に情報を得る事が出来る所が増えてきています。

また、院内の雰囲気や先生がインプラントの認定をされているかなど確認しておくと安心です。

歯科医院のデメリット

◆利益を追求しすぎる医院もある

インプラント治療はが歯科医院ごとに料金が異なってきます。

歯科医院は個人で経営しているので、価格が安くなると、治療にかける時間が少なくなったり、カウンセリングが十分でない可能性があります。

経営の為に治療の内容が省略されてしまったり、利益を追求しすぎる歯科医院にあたってしまうと十分な治療が行われない可能性があります。

◆歯科医師のレベルにばらつきがある

個人で開業している所は歯科医師が一人からで行っている事も多く、意見の交換などをする機会も少ないです。

勉強会や学会などで新しい知識を吸収している先生は良いですが、必ずしもすべての歯科医師がそうではありません。

一人で経営していると休みも取りにくく、情報も更新されていく事が少なくなってしまい、勉強している歯科医師と比べてレベルにバラつきがあります。

なお当院では、日本口腔インプラント学会の認定を受けている歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士がインプラント治療を行なっております。

投稿者:ワイズデンタルクリニック

所在地
岐阜県多治見市住吉町7丁目28-1
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00 土祝は13:00まで
休診日
木曜・日曜
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