エムドゲインは、歯周病で溶けてしまった歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周組織再生療法の一種です。
「エムドゲイン・ゲル」というタンパク質の一種を歯根の表面に塗ることで、歯が生えてくるときと同じような環境をつくり歯周組織の再生を促します。
エムドゲイン・ゲルの主成分は、「エナメルマトリックスデリバティブ」と呼ばれる、豚の歯胚組織からつくられたタンパク質の一種です。
このタンパク質が、歯が生えてくるときと同じような環境を再現し、歯周組織の再生を誘導します。
エムドゲインは、世界の約40ヶ国以上で使用され高い安全性が実証されています。日本国内においては、2002年に厚生労働省の認可を受けています。