上部構造である人工歯(補綴物)の変色を防ぐためには、定期的にメインテナンスをうけ、歯ブラシでは落としきれない汚れや沈着している色素を除去しましょう。また、自身でおこなうセルフケアでも変色を防ぐことができます。
色素沈着しやすいと言われている食品を食べたり飲んだりした際には、速やかに歯をみがきましょう。歯磨き粉のなかには、色素沈着を防ぐ成分である『シリカ』や『ポリリン酸』が配合された歯磨き粉が販売されているので、使用するといいでしょう。
外出中や歯磨きをすることが困難な場合には、軽く水で口をゆすぐだけでも、効果的です。また、唾液には口の中を洗浄する役割もあるため、唾液の分泌を促すために、キシリトールガムなどを咬むと良いでしょう。