インプラントブログ

インプラントは変色するの?

2022.02.18

天然歯は、食物残渣、プラークや歯石、食品などによる色素によって変色していきます。ペリクルと呼ばれる粘着性のある薄い膜が歯面に形成され、そこに汚れや色素が沈着することで、歯が変色していきます。その他にも加齢や先天性、薬品、神経の喪失などによって歯は変色していくこともあります。 インプラントもまた、上部構造である人工歯(補綴物)が変色するリスクをともない、「インプラントの変色」は、人工歯の部分である、上部構造の素材によって左右されていきます。インプラントの上部構造に適応される素材は主に以下の通りです。

インプラントの構造

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インプラントは人工歯根となるインプラント体と、人工歯の部分となる上部構造、それらを連結するアバッドメントで構成されています。

インプラントは変色するの?

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ブリッジや入れ歯より審美性に優れていると言われるインプラントではありますが、時間とともに変色してしまう可能性はあるのでしょうか?外科手術をしてまで埋め込んだインプラントを変色させることなく、できるだけ長く維持したいと考える人が大半なのではないでしょうか。そこで今回は、インプラントは変色してしまうのか、対処法を含めて詳しくご紹介していきましょう。

ジルコニア

ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれています。耐久性に優れスペースシャトルの外壁に使用されたり、親和性にも優れることから人工関節に活用されたりしています。また、天然歯と見分けがつかないほどに審美性にも優れ、ジルコニアは汚れが付着しにくく、変色しにくい素材として知られています。

メタルボンド

金属の枠組みにセラミック材を焼き付けた補綴物です。セラミックは陶材であり、衝撃にデリケートな部分はありますが、汚れは付着しにくく、変色しにくいことで知られています。 しかし、人工歯自体は変色しにくいのですが、メタルボンドと接する歯肉の辺縁が、経年劣化によって金属イオンが流出して、黒くなってしまう恐れがあります。

ハイブリッド前装冠

ハイブリッド前装冠は、金属の枠にセラミックとレジンを混ぜ合わせた、ハイブリッドセラミックを焼き付けた補綴物です。変色しやすいレジンを含むため、経年劣化にともない徐々に変色していきやすいことで知られています。

インプラントの変色を防ぐ対処法とは?

研磨剤の粒子が粗い歯磨き粉は避ける

上部構造である人工歯(補綴物)の変色を防ぐためには、定期的にメインテナンスをうけ、歯ブラシでは落としきれない汚れや沈着している色素を除去しましょう。また、自身でおこなうセルフケアでも変色を防ぐことができます。 色素沈着しやすいと言われている食品を食べたり飲んだりした際には、速やかに歯をみがきましょう。歯磨き粉のなかには、色素沈着を防ぐ成分である『シリカ』や『ポリリン酸』が配合された歯磨き粉が販売されているので、使用するといいでしょう。 外出中や歯磨きをすることが困難な場合には、軽く水で口をゆすぐだけでも、効果的です。また、唾液には口の中を洗浄する役割もあるため、唾液の分泌を促すために、キシリトールガムなどを咬むと良いでしょう。

投稿者:ワイズデンタルクリニック

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