2022.10.08
毎日、歯を磨いているのに、なぜか虫歯になってしまう。このように思われている方は多いのではないでしょうか?
例えば歯医者さんに行った際に、歯磨き後の汚れを赤く染め出してもらうと、実は磨き残しが多いことがわかります。また、歯並びの状態によっては、どうしても歯ブラシだけでは汚れが取りづらいこともあります。まずは、自分の歯の状態に合った正しい磨き方法を知ることから始めましょう。
誤った磨き方によっては、歯茎を傷つけたり、ゴシゴシと磨きすぎて歯がすり減ったりしてしまいます。しっかりと歯ブラシの毛先が歯の面に接した状態で、歯に付いた汚れを丁寧に取り除くことが大切です。
むし歯予防の「直角磨き」
歯ブラシの毛先を歯の面に直角に軽くあて、前後に細かく動かし汚れを取る方法です。大きく動かすと毛先が寝てしまい、汚れの除去効果が落ちてしまうので、毛先を立たせたままの状態で細かく動かすようにしましょう。
また、奥歯の噛む面はかき出すようにブラシを当てて、歯肉はこすらないようにしましょう。
【ポイント】
30~50cm程度の長さのフロスを取り、まずは両方の中指に巻きつけます。次に中指の間を10~15cm開けて、最後に親指と人さし指を使って、1~2cmの長さにコントロールします。
フロスの糸の部分を歯と歯の間に入れて、のこぎりを引くように、前後にゆっくりと動かして歯垢を取り除きます。この時、歯と歯の間に入りにくい場合がありますので、ゆっくり入れるようにしましょう。
歯間ブラシの使用方法
歯間ブラシを目的の歯と歯の間に挿入しやすい角度にしましょう。
歯間ブラシのブラシ部分を歯と歯のすき間に垂直に入れ、ゆっくりと往復運動させて、歯垢をかき出します。この時に斜めに動かすと歯間ブラシが曲がってしまったり、歯肉を傷つけてしまうことがありますので、鏡をみて確認しながら使用しましょう。 投稿者:
