インプラントブログ

歯のヒビ

2023.12.04

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20代や30代の人にはあまり見られませんが、40代後半からぼちぼちみられます。
歯にヒビが入るなんて考えた事ありますか。別にぶつけたわけでも無くです。
最近は歯の健康に気を使っている方が多いので、本格的な歯周病の方は減り、なんでもバリバリと咬めるようになったこともあり、ヒビが入る方が増えてきたと思われます。 大方はヒビによる歯の破折です。ヒビから歯の中の歯髄に細菌感染が生じたのが、痛みの原因です。

症 状

痛み方は、神経を取っていない歯と取ってある歯では異なります。

神経を取っていない歯にヒビが入った場合、咬むと歯科医院で歯を削られた時の様な、電撃的な激痛が走ります。ヒビが入る場所は多くは歯の咬む部分に起こります。

最初は違和感がを訴える方が多いです。そしてその部分のヒビが有る程度進んで、咬むと歯を押し広げるような力が働く様になると、歯の中の歯髄(神経)を刺激するからです。ですからこの様な場合、患者さんは2度と痛い側では咬みたくないと言います。そしてどの歯で咬むと痛いかが本人は特定しにくい傾向があります。

神経を取ってある歯の場合は、咬む部分にヒビが入る事も有りますが、歯の根っこの部分にも割れや亀裂が入る事が多くなります。よってこの場合は腫れをおこしたり、その周囲から膿がでてきたりします。そして咬むと痛いと言う症状がでてきます。しかし、神経が有る歯のヒビや亀裂とは違い、電撃的な激痛ではありませんので、2度と咬みたくないとは言わない場合が多いです。この場合、患者さん自身がこの歯が痛いと言って来られます。

原 因

痛み方は、神経を取っていない歯と取ってある歯では異なります。

神経を取っていない歯にヒビが入った場合、咬むと歯科医院で歯を削られた時の様な、電撃的な激痛が走ります。ヒビが入る場所は多くは歯の咬む部分に起こります。

最初は違和感がを訴える方が多いです。そしてその部分のヒビが有る程度進んで、咬むと歯を押し広げるような力が働く様になると、歯の中の歯髄(神経)を刺激するからです。ですからこの様な場合、患者さんは2度と痛い側では咬みたくないと言います。そしてどの歯で咬むと痛いかが本人は特定しにくい傾向があります。

神経を取ってある歯の場合は、咬む部分にヒビが入る事も有りますが、歯の根っこの部分にも割れや亀裂が入る事が多くなります。よってこの場合は腫れをおこしたり、その周囲から膿がでてきたりします。そして咬むと痛いと言う症状がでてきます。しかし、神経が有る歯のヒビや亀裂とは違い、電撃的な激痛ではありませんので、2度と咬みたくないとは言わない場合が多いです。この場合、患者さん自身がこの歯が痛いと言って来られます。

検査方法

神経の有る歯をぶつけた様な場合は、金属の様な被せ物や詰め物が入っていない場合は、LEDライトで見る事により、ヒビの線を確認する事ができます。又、歯をぶつけていない様な場合は、冷たい物を歯に接触させてその感覚を探る寒冷診査を行い、神経が生きているかどうかも検査の項目になります。ヒビ割れが大きくその隙間から細菌が歯の神経(歯髄)まで到達してしまうと、神経が死んでしまっている場合も有り得るからです。そして、実際に綿の様な物を咬んでもらって違和感が生じないかも検査します。そして、原因となる歯を突き止めたならば、金属の詰め物が入っていた様な場合は、その金属を除去してみて、その下の部分にヒビ等が見えないかをマイクロスコープを使って観察をしてみます。

 神経の無い歯の場合は、先ずはレントゲンを撮ってみます。そして破折線(折れている線)が確認できないかを見つけます。さらに歯科用のCT(CBCT)を撮影して立体的に歯を見る場合もあります。次に、歯の周囲の歯周ポケットの測定を行います。歯の根の部分で折れている場合(歯根破折)には、その歯の周囲に深い歯周ポケットを形成して見ると膿が出ている事が確認できる場合があります。

治療方法

神経のある歯にヒビが入り割れているような場合、ヒビの入っている方向や、ヒビの到達度によって違います。痛みが有ってヒビが入っている場合、先ずは、歯の中の治療をします。そして仮に咬めるようにしておいて、症状が無くなれば、被せて残します。しかし、いつまで経っても咬んだ時の痛みが治まらない場合は、抜歯を選択しなければならない場合も有ります。

神経が無い歯の場合、歯の根(歯根)を含めた、どの部分が折れてもおかしくないと言われています。折れた場所が咬む部分だけの場合は、被せる処置をしたりしますが、根のが真っ二つに割れてしまった場合は、多くの場合は抜歯となります。折れた根を接着剤で張り付ける方法も有りますが、その治療をしても抜歯となってしまう場合が多いです。

予防方法

神経を取るような虫歯を作らない。これが一番、大切です。

極端に硬い食品を常食しない。つまり、コリコリした食品を避ける事です。たまに食べる分には問題ないのですが、毎日食べていますと、歯に対する影響は無視できません。よく咬んで食べましょうと言う事は、適度の硬さの食品を何回も、咬んで食べましょうと言う意味です。

就寝時に喰いしばる癖がある場合は、朝起きると肩こりが激しかったりする場合は喰いしばっていると思われ、歯にヒビが入る原因の一つになります。この様な場合は、夜間就寝時に上顎の歯列に装着するナイトガードを入れてい置くのも良いです。健康保険の対象となります。歯並びを治しておくのも良いです。

神経が無い歯の場合、歯の根(歯根)を含めた、どの部分が折れてもおかしくないと言われています。折れた場所が咬む部分だけの場合は、被せる処置をしたりしますが、根のが真っ二つに割れてしまった場合は、多くの場合は抜歯となります。折れた根を接着剤で張り付ける方法も有りますが、その治療をしても抜歯となってしまう場合が多いです。

親知らずの腫れを考慮して抜くおすすめのタイミング

親知らずの腫れを考慮して抜くのであれば、タイミングは「抜歯後1週間は目立った予定がないとき」がおすすめです。

なぜなら、抜歯後に腫れが出ていると、

  • しゃべりにくい
  • 痛みを伴うケースがある
  • 腫れを悪化させないために安静に過ごす必要がある

など、いつものように過ごせない期間が続くからです。

また、抜く前から親知らずの痛みや腫れを感じている場合には、すでに患部に炎症が起きている状態のためすぐ抜けないことが多くなります。

そういった場合は、患者さまの負担を減らすために先にお薬によって腫れを抑え、炎症が落ち着いてから抜歯をするのが一般的です。

投稿者:ワイズデンタルクリニック

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