2024.01.11
歯周病になるには、様々な要因があります。1つひとつが直接的な原因というわけではなく、いくつかの要因が重なった時に歯周病のリスクは高くなります。
歯磨きをあまりしない、または効果的なブラッシングが出来ていない場合は歯に歯垢が付き、口の中が細菌でいっぱいの状態になります。歯磨きも磨き方がポイントで歯垢を落とせるような磨き方をしなと意味がありません。 歯垢が多く残っているとお口の中の細菌が増殖して歯茎に歯肉炎と呼ばれる炎症が起こりやすくなり、歯周病のリスクが高まるのです。
喫煙に含まれるニコチンなどの有害物質によって免疫機能や傷を治す機能の低下を招くため、歯周病になりやすく、様々な病気の進行速度も速くなるといわれています。
歯周病のプラークの中の細菌と女性ホルモンが密接に関わっているためです。 歯周病の原因菌の中には、女性ホルモンをエネルギーとするものがあるため、妊娠時などの女性ホルモンの分泌が活発になるタイミングは、特に歯周病になるリスクが高くなります。
歯並びが悪いと歯が重なっている部分の歯磨きやケアがしづらいことで歯垢(プラーク)が残ってしまうので要注意です。 歯垢はやがて唾液成分と混ざり、歯石となることでその部分に歯周病菌が棲み着きやすくなり歯周病につながります。磨き残しが増えれば、それだけ歯周病を引き起こすリスクが高まります。
ストレスは免疫力を低下させ、さらに唾液の分泌量を減らします。また、ストレスは食いしばりや歯ぎしりを引き起こす原因のひとつになります。歯を支える歯周組織がダメージを受けて歯周組織が弱まると、歯周病を悪化させることになります。
糖尿病になると抵抗力や組織の修復力の低下が生じてしまい、歯周病を重症化させてしまいます。高血糖になると、唾液の分泌量が減り口の中が乾いてきます。そうなると、唾液の作用が低下し歯周病の原因となる菌が繁殖しやすくなります。
投稿者:ワイズデンタルクリニック