インプラントブログ

PG菌とは

2023.01.10

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成人の約8割がかかっていると言われる”歯周病” この歯周病にはリーダー的な最悪な菌がいることをご存知でしょうか?? 今回は歯周病の原因菌といっても過言ではないこのPG菌について解説したいと思います!

歯周病とは?

歯周病とは口の中にいる歯周病菌が、プラークを介して歯肉で炎症を起こし、 歯を支える骨をどんどん溶かしていく病気です。 ほとんど痛みのない状態で進行していき、気づいたときにはかなり進行していた……ということもあります。 重度の歯周病になると最終的に歯が抜けてしまいます。

歯周病の原因菌 PG菌とは?

細菌から守って感染予防

歯周病の原因菌は800種類を超えるほどあると言われています。 その中で重度の歯周病に影響があるといわれている菌は3種類です。 この3種類の中でも歯周病のリーダー的存在の菌が、PG菌(ポルフィノモナス・ジンジバリス)になります。 このPG菌は酸素を嫌い、血を好む吸血鬼のような細菌です。 普段はおとなしくしているこの菌ですが、口腔内環境が悪化しプラークや歯石により炎症が進み、出血すると血が大好物のこの菌は、数百倍から数万倍までどんどん数を増やします。 そして歯と歯の溝を深くし、歯周ポケットを形成し、歯を支える骨を溶かします。 歯周ポケットを深くすればするほど、酸素が届きにくくなり、PG菌には住みやすい環境なのです。

歯周病を遠ざける・PG菌を増やさない2つのポイント

毎日のケアが大事!!ブラッシングを丁寧にしよう

できれば1日3回、特に寝る前の歯ブラシが重要です。 ご自身の歯並びにもよりますが、歯ブラシ・フロス・歯間ブラシなど使い 丁寧に歯を磨くことが歯周病を遠ざける秘訣です。 自分ではきちんと磨いているつもりでも、 磨き残しがある場合もあるので歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。

定期的に歯科医院で検診を受ける

自分の歯を長持ちさせるには歯科医院での定期的なケアも大切です。 歯周ポケットが深くなっていないかチェックしたり、歯石を取り除いてもらうことでPG菌は住みづらく、仲間を増やしにくい環境になります。   歯周病にかかると、糖尿病やアルツハイマーや心筋症など全身の健康にも影響を及ぼします。 毎日のセルフケアと定期検診が歯周病を遠ざけ、ご自身の歯を長持ちさせるポイントです。

オルコアでPG菌量をチェック

当院ではPG菌をチェックできるオルコアを用意しています。

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投稿者:ワイズデンタルクリニック

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岐阜県多治見市住吉町7丁目28-1
診療時間
9:00~13:00 / 14:00~18:00 土祝は13:00まで
休診日
木曜・日曜
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